2012年5月16日水曜日

太陽の誕生



太陽になるためには燃え盛る炎へ飛び込まなくてはならない。
軽薄なカタツムリの神は太陽になりたくて大きな口をたたいたが、
恐れをなしてしまった。
誰もが炎を恐れる中、
貧しい身なりの少女神は、勇気を出して炎へ飛び込んだ。
こうして無事に太陽が生まれ、皆は喜んだ。
カタツムリの神は悔しくなり、炎の消えた灰の中に飛び込んだ。
そして彼は月になった。


アフリカの神話。だいたいこのような話だったと思う。
どこの国の話かは忘れてしまった。
もしご存知の方がおられましたら、教えていただければ幸いです